開発者向けの実証ガイド
JSONエラーを自分で直すチェック手順
JSONのエラーは、データの意味ではなく記号の組み合わせで発生することが多くあります。エラー位置をそのまま信じるのではなく、直前のカンマや閉じ括弧から確認すると、短い時間で原因を絞れます。
更新日 2026-08-25 ・ 読了目安 6分
最初に確認する5つの規則
JSONではキーと文字列にダブルクォートを使い、配列は角括弧、オブジェクトは波括弧で閉じます。最後の要素の後ろにカンマを置かない点が、JavaScriptオブジェクトとの違いとしてよく問題になります。
- キーと文字列はダブルクォートで囲む
- オブジェクトは`{}`、配列は`[]`で閉じる
- 要素の区切りはカンマ、最後の要素には付けない
- 真偽値は`true`または`false`、空値は`null`
- コメントや末尾カンマは標準JSONにはない
エラー位置から逆向きに確認する
パーサーが示す位置は、原因そのものではなく「次に読めなかった位置」のことがあります。表示された行・列の少し前から、引用符、カンマ、括弧の対応を確認します。
- 1.JSONを整形ツールへ貼り付けるかファイルから読み込む
- 2.表示された行と列の前後を確認する
- 3.引用符、カンマ、括弧の対応を1つずつ直す
- 4.整形できたJSONを再度読み込み、値の型とキー名を確認する
| 症状 | よくある原因 | 確認方法 |
|---|---|---|
| Unexpected token | 引用符やカンマの位置 | 直前の要素と閉じ括弧を見る |
| Unexpected end | 閉じ括弧の不足 | `{}` と `[]` の数を確認する |
| 値が文字列になる | 引用符の付けすぎ | 数値・真偽値・nullを確認する |
機密データを含むJSONの扱い
整形前にAPIキー、パスワード、個人情報をダミー値へ置き換えます。このサイトのJSON整形はブラウザ内で処理しますが、ブラウザ拡張、共有機能、保存先など周辺環境の扱いは別に確認してください。
- APIキーやトークンは貼り付け前に置換する
- 整形結果を共有する前に値を見直す
- 保存したファイルの権限と保存場所を確認する
最後に確認すること
- 機密値をダミー値へ置換した
- エラー位置の前後を確認した
- 括弧とカンマを確認した
- 整形後の値の型を確認した